目次
結論から言うと
株で勝つための秘訣は、実は超シンプル!「上がっている株を買い、下がっている株を売る」、ただこれだけです。 この本を読めば、多くの個人投資家がやりがちな「安いから買う」という危険な考え方を捨て、プロと同じ視点で**「高値更新で買い、安値更新で売る」**という、利益を出すための具体的で強力な技術が身につきます。
1 この本を読むと得られること
- プロが実践する「超シンプルな投資原則」がわかる 億を稼いだプロの投資原則が「上がっているものを買う」という、驚くほどシンプルなものだとわかります。なぜ「安物買いの銭失い」がダメなのか、具体的な成功例と共にロジカルに解説されているので、スッと腹落ちして今日から実践できます。
- 明日から使える「具体的な売買テクニック」が身につく 複雑な分析は一切不要。「ローソク足」「高値・安値」「移動平均線」というたった3つの道具だけでOK。全49問のドリル形式で、買い時・売り時の判断方法をクイズ感覚で楽しく学べるので、「結局どこで買って、どこで売ればいいの?」という悩みが解消されます。
- 大損を防ぐための「鉄壁のリスク管理術」が学べる プロが「利益が出ないとクビ」という厳しい世界で10年も生き残れたのは、徹底したリスク管理、特に「損切り」のルールがあったから。感情に流されず、大きな損失を避けるためのプロのマインドと技術が身につきます。
- 話題の「新NISA」の落とし穴と賢い活用法がわかる 「ただインデックスファンドを積み立てていればOK」という考え方の危険性を、プロの視点からズバリ指摘。非課税枠を最大限に活かすための「利益確定」の重要性や、より大きなリターンを狙うための個別株投資との組み合わせ方など、一歩進んだNISA活用術がわかります。
2 こんな人におすすめ
- 株を始めてみたけど、結局どの銘柄を買えばいいか分からない人
- 買った株が下がってしまい、どうしていいか分からず「塩漬け」になっている人
- テクニカル分析って言葉は聞くけど、難しそうで手を出せていない人
- つい「割安株」や「高配当株」に目がいってしまう人
- 新NISAを始めたけど、「本当にS&P500の積立だけで大丈夫?」と少し不安な人
3 もう少し詳しく解説
著者はどんな人?
著者の堀江さんは、**「月間ノルマ1250万円、達成できなければ3ヶ月でクビ」**という超シビアな世界で10年間も生き抜いた、元プロのトレーダー。現在は個人投資家として成功しつつ、YouTube「元機関投資家トレーダー堀江の投資塾」でも大人気。まさに「実戦のプロ」が、そのノウハウを惜しみなく公開してくれています。
この本のどこがスゴイの?
この本の最大の特徴は、全49問の**「株ドリル」**です。クイズを解くような感覚で、プロの思考法や技術を楽しく学べます。難しい理論の羅列ではなく、実際のチャートを使った具体的な問題と解説が中心なので、初心者でも直感的に「なるほど!」と理解できる構成になっています。
プロの思考をチラ見せ!
本書は「上がっている株を買う」という一貫した哲学のもと、その具体的な実践方法を徹底的に解説しています。
多くの人が「業績が良い会社の株は上がるはず」と考えますが、本書では「業績より先に株価が動く」という事実を、トヨタ自動車などの実例で示します。だからこそ、株価の動きそのものを分析するテクニカル分析が重要なのです。
そして、そのテクニカル分析の極意が**「高値更新で買い、安値更新で売り」**。株価が過去の最高値を超えた瞬間は、その株に対するマーケットの評価が最高潮に達した証拠。「高いから怖い」のではなく、「一番勢いがあるから買う」のがプロの考え方。この逆転の発想こそが、利益への最短ルートだと教えてくれます。
本書を読めば、なぜ今まで自分が勝てなかったのか、その理由が痛いほどわかるはず。読書が苦手な方でも、ドリルをパラパラめくるだけで、明日からのトレードが変わる一冊です。