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結論から言うと
この本は、赤ちゃんの夜泣きや寝ぐずりは「気合や根性」で乗り切るものではなく、「科学的な知識」で解決できると教えてくれます。マンガだからスラスラ読めて、実践すればあなたと赤ちゃんの夜が劇的に変わりますよ!
1 この本を読むと得られること
- 「なぜ寝ないの?」の理由がわかる 「うちの子は寝ない子なんだ…」なんて諦めるのはまだ早い!赤ちゃんが機嫌よく起きていられる「活動時間」や、ぐっすり眠るための「睡眠環境」など、科学的根拠に基づいた原因がわかります。理由がわかれば、対策も立てやすくなりますよね。
- 今日からできる具体的な改善策が手に入る 「カーテンの隙間をなくす」「寝る前のルーティンを作る」など、すぐに試せる簡単な方法が満載です。特別な道具がなくても、ちょっとした工夫で赤ちゃんの眠りが深くなることを実感できます。
- 「私の育て方が悪いのかな…」という罪悪感から解放される この本は、まずパパやママ自身の「幸福度」が大切だと教えてくれます。自分を大切にし、心に余裕を持つことが、赤ちゃんの心の安定と安眠につながるんです。自分を責める必要はまったくありません!
- 赤ちゃんが「自分で寝る力」を引き出せる 実は赤ちゃんには、もともと「セルフねんね(自分で寝る力)」が備わっています。この本では、その力を引き出すための具体的なトレーニング方法を、マンガでわかりやすく解説。寝かしつけの時間が大幅に短縮されるかもしれません。
2 こんな人におすすめ
- 毎晩の夜泣きで心も体もボロボロ…少しでもいいから朝までぐっすり眠りたい
- 抱っこでしか寝てくれず、ベッドに置いた瞬間に「背中スイッチ」がON!
- 寝かしつけに1時間以上かかり、自分の時間なんて全くない
- ネットで色々調べたけど、情報が多すぎて何が正しいのかわからない
- 睡眠不足でイライラして、夫(パートナー)や赤ちゃんに優しくできない自分に自己嫌悪…
3 もう少し詳しく解説
著者自身が経験者だから、心に響く!
著者の愛波文さんは、日本人初の乳幼児睡眠コンサルタント。でも、最初からプロだったわけではありません。長男くんの育児中、深刻な睡眠不足で追い詰められ、思わずお皿を投げてしまった経験もあるそう。そんな壮絶な体験をしたからこそ、悩めるパパママの気持ちに寄り添った、実践的で優しいアドバイスが詰まっているんです。
マンガだから、疲れた頭でもスッと入ってくる
この本の最大の魅力は、なんといっても「マンガ」であること! 育児でクタクタ、活字を読む気力もない…そんな時でも、主人公の「ナヤ美」ママと「ワガ子」ちゃんのストーリーを追うだけで、ねんね改善のポイントが自然と頭に入ってきます。著者や漫画家さんのリアルな実践レポートも収録されていて、「私だけじゃないんだ」と勇気をもらえます。
「睡眠の土台」を整える、という根本的なアプローチ
本書が一貫して伝えているのは、小手先のテクニックではなく、「睡眠の土台」を整えることの大切さです。具体的には以下の4つ。
- 活動時間:赤ちゃんが疲れすぎる前に寝かせるのが鉄則。「疲れさせれば寝る」という常識が覆されます。
- 睡眠環境:光・音・温度など、赤ちゃんが安心して眠れる環境づくり。特に「部屋を真っ暗にする」効果は絶大です。
- 幸福度:パパママがハッピーでいることが、何よりの特効薬。1日5分、赤ちゃんと向き合う時間を作るだけで、親子の心は満たされます。
- ねんねルーティン:お風呂→保湿→絵本→おやすみ、のように毎日の流れを決めることで、赤ちゃんは「もうすぐ寝る時間だ」と安心して眠りにつけます。
まずはこの「土台」を整えるだけでも、多くの睡眠トラブルは改善に向かいます。
夜泣きや寝かしつけの悩みは、一人で抱え込むと本当に辛いもの。この本は、そんな暗闇に差し込む一筋の光のような存在です。科学の力と優しいマンガで、あなたと赤ちゃんの毎日に、安らかな眠りと笑顔を取り戻してみませんか?