『共働き夫婦 最強の教科書』で限界突破!3分でわかる、お金・仕事・家事の不安が消える仕組み作り

3000以上の家計を診断した人気FPが教える お金・仕事・家事の不安がなくなる 共働き夫婦 最強の教科書

3000以上の家計を診断した人気FPが教える お金・仕事・家事の不安がなくなる 共働き夫婦 最強の教科書

東洋経済新報社
ISBN: 4492046984
4分で読める

結論から言うと

この本は、共働き夫婦が「根性で頑張る」のをやめ、夫婦で「賢い仕組み」を作って笑顔で乗り切るための超具体的な方法を教えてくれます。お金・仕事・家事の漠然とした不安が、実行可能なタスクに変わり、夫婦が最強のチームになるためのヒントが満載です。

1 この本を読むと得られること

  1. 「なんとなく不安」から抜け出す家計管理術がわかる 将来の見通しを立てる「ライフプラン表」や、お金の流れを直感的に把握できる「シマごと管理」など、夫婦で楽しく続けられる家計管理の仕組みが手に入ります。もうお金の話でギクシャクしません。
  2. 家事・育児の負担を劇的に減らす仕組みが作れる 便利家電や外部サービスを「手抜き」ではなく「賢い投資」と捉え、時間と心の余裕を生み出す方法を学べます。家事をリスト化して夫婦で分担し、「名もなき家事」によるイライラからも解放されます。
  3. 職場で「損しない」ための交渉術が身につく 安易な「時短勤務」がキャリアに与える影響や、子育て中でも職場で評価されるためのコミュニケーション術など、仕事を諦めずにキャリアを築くための戦略がわかります。「お互いさま」の雰囲気を作る具体的な方法も紹介されています。
  4. 夫婦が「戦友」になるためのコミュニケーション術が学べる 本書名物の「夫のトリセツ」では、「稼ぎの少ない妻が家事をするのは当たり前?」といった夫のホンネ(?)への具体的な対処法を解説。お互いの価値観を尊重し、対等なパートナーシップを築くヒントが得られます。

2 こんな人におすすめ

  • 「共働き、もう限界かも…」と心身ともに疲れ切っている
  • お金の話になると、夫婦の会話が険悪なムードになってしまう
  • 家事や育児の分担がいつも自分ばかりで、不満が溜まっている
  • 出産や育児を機に「仕事を辞めるべきか」真剣に悩んでいる
  • 親や周りから「子どもが小さいときは母親がそばにいるべき」と言われ、モヤモヤしている

3 もう少し詳しく解説

この本の著者は、内藤眞弓さん。これまで3000件以上の家計相談に乗ってきた、独立系のファイナンシャルプランナー(FP)です。膨大な数の共働き夫婦のリアルな悩みを見てきたからこそ、本書のノウハウは精神論ではなく、超実践的で説得力があります。

■ 親世代の「当たり前」はもう通用しない!

本書の大きな特徴は、「親世代と同じ生き方はできない」という事実を、データに基づいてハッキリと示している点です。「男性の年収は20年前より減り、教育費やマンション価格は高騰。夫の給料だけで家族を養い、妻はパートで家計補助」というモデルは、もはや幻想。この現実から目をそらさず、今の時代に合った新しい夫婦の形を作る必要性を教えてくれます。

■ 家計管理は「シマごと」でうまくいく

家計簿が続かない人におすすめなのが「シマごと管理」。「住居費」「食費」といった項目ではなく、「暮らす」「住まう」「自動車利用」「子どもの教育」といった“機能”や“目的”ごと(=シマ)にお金を管理する方法です。これにより、何にどれだけ使っているか、家族の成長に合わせてどう変化するかが一目瞭然になります。

■ 「時短勤務」は最後の手段!キャリアを諦めない働き方

本書は、安易な時短勤務に警鐘を鳴らします。給料が大幅に減るだけでなく、重要な仕事から外される「マミートラック」に乗ってしまうリスクを指摘。そうなる前に、便利家電や外部サービス、夫婦の協力体制でフルタイムを維持する方法を具体的に提案しています。これは、将来の世帯収入や年金を考えた、長期的な視点からのアドバイスです。

■ 夫婦の壁を壊す「夫のトリセツ」

各章の終わりにある「夫のトリセツ」は、夫とのすれ違いに悩む妻にとって必読です。「家事の外注は手抜きじゃないの?」「小さいうちは母親の手で育てるべきでは?」といった夫が抱きがちな疑問に対し、感情的にならずに納得してもらうためのロジカルな説明方法が満載。夫婦で同じ方向を向くための最強ツールになります。

この本は、ただ節約や時短を推奨するだけでなく、共働き夫婦が「自分たちの人生を豊かにするために」どうすべきかを教えてくれる一冊。漠然とした不安を抱えているなら、この「最強の教科書」がきっと進むべき道を照らしてくれるはずです。

この本を読んでみたくなりましたか?

気になった方は、ぜひ実際に手に取って読んでみてください。

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