負けても勝てる!?『1勝4敗でもしっかり儲ける新高値ブレイク投資術』でサラリーマンが億を稼いだ秘密

1勝4敗でもしっかり儲ける新高値ブレイク投資術

1勝4敗でもしっかり儲ける新高値ブレイク投資術

東洋経済新報社
ISBN: 4492733361
3分で読める

結論から言うと

株は「安い時に買う」のではなく、「新高値を更新した絶好調の株を買う」のが正解!この本を読めば、たとえ勝率が低くても、負けは小さく、勝ちは大きく育てる「損小利大」の投資術が身につき、忙しいあなたでも着実に資産を築く道筋が見えてきます。

1 この本を読むと得られること

  1. 勝率に一喜一憂しないメンタルが手に入る 「1勝4敗でも利益はプラス」という数学的な裏付けがわかるので、日々の株価の上下に心を乱されなくなります。小さな負けを許容し、大きな勝ちを待つことができるようになります。
  2. 「お宝銘柄」を見つける具体的な手順がわかる 「株探」などの無料サイトを使い、毎日30分で「これから大化けする可能性のある株」を見つける具体的な方法を学べます。もう銘柄選びで迷うことはありません。
  3. 絶対に市場から退場しない鉄壁のルールを学べる 資産を守り抜くための「損切りは-10%まで」という命綱ルールや、リスクを抑えながら買う「5分割エントリー」など、大損を防ぐための具体的な資金管理術が身につきます。
  4. 自信を持ってエントリーできるようになる なぜ「新高値で買う」方が有利なのか、豊富なチャートと実例でロジカルに解説されています。「高値掴みが怖い…」という恐怖心を克服し、自信を持って買い向かうことができます。

2 こんな人におすすめ

  • 株を買ってみたけど、どのタイミングで買えばいいか分からない人
  • 買った株が下がると不安で、すぐに売ってしまう「狼狽売り」をしがちな人
  • コツコツ利益を積み重ねても、一度の大きな損で利益を吹き飛ばしてしまう人(いわゆる「コツコツドカン」タイプ)
  • 仕事が忙しくて、デイトレードのような短期売買はできないと感じている兼業投資家
  • 「安く買って高く売る」を実践しているのに、なぜか資産が増えない人

3 もう少し詳しく解説

この本の著者、DUKE。さんは、金融とは無縁のメーカーに勤めるごく普通のサラリーマン。投資初期にビギナーズラックで儲けた後、なんと2400万円もの大金を失うという壮絶な失敗を経験します。

しかし、彼はそこであきらめませんでした。失敗の原因を徹底的に分析し、米国の著名投資家ウィリアム・オニールの手法をベースに、独自の「新高値ブレイク投資術」を確立。見事、資産1億円を達成した、まさに「リアルな兼業投資家」です。

本書の最大の特徴は、**「新高値で買って、さらに高値で売る」**という、一見すると非常識な投資法を提唱している点です。多くの人が「高すぎて怖い」と感じる新高値こそ、実は「売りたい人がいなくなり、株価が軽やかに上昇しやすい最高の買い場」であると解説します。この新高値は、その会社に「ビッグチェンジ(新製品や新事業などの大きな変革)」が起きているサインなのです。

そして、もう一つの核となるのが**「1勝4敗でもしっかり儲ける」**ためのリスク管理術。投資の世界では、勝率100%はありえません。だからこそ、負ける時の損失を最小限に抑え(損小)、勝つ時の利益を最大限に伸ばす(利大)ことが重要になります。本書では、そのための具体的なルールが満載です。

  • 買い方: 投資資金を5回に分けて少しずつ買う「5分割エントリー」でリスクを分散。
  • 損切り: 買値から10%下がったら機械的に売る「10%損切りルール」で大損を回避。
  • 売り時: 株価の動きを箱で捉える「ボックス理論」を使い、天井のサインを見極めて利益を確定。

これらの手法は、すべて著者が大失敗の末にたどり着いた実践的なものばかり。使うツール(株探)から、業績チェックのポイント、売買日記の付け方まで、読んだその日から真似できるレベルで具体的に書かれているので、投資初心者でも迷わず行動に移せます。

本業をしっかりこなしながら、副業の株式投資で人生を変えたい。そんなふうに考えているあなたにとって、本書は最強の羅針盤となってくれるはずです。

この本を読んでみたくなりましたか?

気になった方は、ぜひ実際に手に取って読んでみてください。

Amazonで購入する

この記事が役に立ったらシェアしてください

© 2024 ゼロ読書. All rights reserved.