FXの常識にダマされるな!『二刀流FX』が教える“本当の勝ち方”とは?

二刀流FX

二刀流FX

ISBN: 4594070116
3分で読める

結論から言うと

FXで多くの人が教わるテクニカル分析の常識は、実は間違いだらけ。この本は、トレンドの方向性を見る『GMMA』と相場の勢いを測る『RSI』を正しく組み合わせる『二刀流FX』によって、相場の本当の流れを読み解き、プロのようにトレードで勝つための具体的な方法を教えてくれます。

1 この本を読むと得られること

  1. 間違った常識から解放される 「RSIが70を超えたら買われすぎだから売り」という“常識”で失敗した経験はありませんか?本書は、なぜその考え方が危険なのかを徹底解説。RSIを「相場の勢いを測るスピードメーター」として順張りで使う、という世界のプロが実践する本当の使い方を学べます。
  2. トレンドの大きな転換点を見抜ける 本書で紹介される「二刀流」を使えば、アベノミクスのような大きなニュースを知らなくても、チャートだけで相場の歴史的な転換点を事前に察知できるようになります。大波に乗るための具体的なチャートの見方が身につきます。
  3. 具体的な売買シグナルがわかる 著者が名付けた「コバンザメ」「鰯喰い」「トビウオ」といったユニークなシグナルで、いつ買って、いつ売るべきかが視覚的に一瞬でわかります。感覚的なトレードから卒業し、根拠のあるエントリーと決済ができるようになります。
  4. プロのRSI活用術が身につく チャートの価格は上がっているのにRSIは下がっている「ダイバージェンス」の本当の意味や、日本ではほとんど知られていない「リバーサル」という超強力なシグナルを学べます。これらのテクニックで、トレードの精度を格段に向上させることができます。

2 こんな人におすすめ

  • FXを始めたけど、なかなか利益が出ずに悩んでいる人
  • テクニカル分析の入門書を読んだけど、実践でうまくいかない人
  • 「買われすぎ」「売られすぎ」のサインで逆張りして、痛い目にあったことがある人
  • エントリーや利益確定のタイミングにいつも迷ってしまう人
  • 難しい経済ニュースは苦手で、チャート分析だけで勝ちたいと思っている人

3 もう少し詳しく解説

著者はどんな人?

著者の陳満咲杜(ちん まさと)さんは、トレーダーとアナリスト両方の経験を持つ為替のプロフェッショナル。黎明期のFX業界に飛び込み、国内外の金融機関で実績を積んできました。ラジオNIKKEIの番組も担当する人気アナリストであり、その分析は多くの個人投資家から支持されています。

本書の特徴と独自性

本書の最大のテーマは、FXトレードにおける「二刀流」です。これは、宮本武蔵のように2本の刀を操るイメージで、2つの異なるテクニカル指標を組み合わせて戦うスタイルを指します。

  1. 一本目の刀:GMMA(複合型移動平均線) これは、短期と長期の移動平均線の束(合計12本)を使って、トレンドの方向性と強さを視覚的に捉えるツールです。著者はこれを、長期投資家を「鯨」、短期トレーダーを「鰯」に例え、その攻防を見ることで相場の流れを読む方法を分かりやすく解説しています。
  2. 二本目の刀:RSI(相対力指数) ここが本書のキモです。多くの人が「逆張りのための指標」と誤解しているRSIを、「トレンドの勢いを測る順張りのための指標」として再定義しています。具体的には、
    • 50が分水嶺:RSIが50より上か下かで、相場の強気・弱気を判断する。
    • 変動レンジ分析:トレンドによってRSIが動く範囲(レンジ)が変わることに注目し、トレンド転換を察知する。
    • リバーサル:日本ではほとんど紹介されていない、トレンドがさらに強くなることを示す超強力なサイン。

本書は、この2つの「刀」を組み合わせることで、なぜ勝率が上がるのかを豊富なチャート事例とともに解説しています。「なんとなく2つ使う」のではなく、「互いの弱点を補い、長所を最大限に引き出す」ための具体的な方法が詰まった一冊です。今までテクニカル分析で勝てなかった人も、この本を読めば、チャートを見る目が180度変わるかもしれません。

この本を読んでみたくなりましたか?

気になった方は、ぜひ実際に手に取って読んでみてください。

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