【3分で要約】『月収15万円からの株入門』数字が苦手でも大丈夫!普通の人が資産を10倍にした超シンプル投資術

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ISBN: 4594078249
4分で読める

結論から言うと

本書の核心は、「株式投資は特別な才能や難しい知識がなくても、日常生活の中からヒントを見つけ、コツコツ続ければ誰でも資産を増やせる」ということです。 この本を読めば、投資への恐怖心がなくなり、「自分にもできそう!」と自信を持って、お金を増やすための具体的な一歩を踏み出せるようになります。

1 この本を読むと得られること

  1. 数字オンチでも勝てる「シンプル投資」の極意がわかる 難しい分析は不要!「①分かりやすい事業内容」「②ちゃんと儲かっている」「③大きすぎない会社(小型株)」という3つのポイントに絞って、有望な株を見つける具体的な方法がわかります。著者自身がこの方法で大きな利益を得た「JINS(ジンズ)」の事例も紹介されており、初心者でもすぐに真似できます。
  2. 日常生活の中から「お宝株」を見つける視点が身につく 「投資脳」を育てることで、流行りのカフェや行列のできるお店、子どもが欲しがる文房具など、普段の生活がすべて投資のヒントに変わります。アンテナを立てるだけで、楽しみながら資産を増やすチャンスを見つけられるようになります。
  3. 投資家のバイブル『会社四季報』が小説のように楽しく読めるようになる 分厚くて難しそうな『会社四季報』ですが、どこをどう読めばいいのかが分かれば、宝の山に変わります。業績や株価指標だけでなく、記者の熱い思いが込められた「見出し」を読み解くコツが満載で、まるで小説を読むように企業のストーリーを楽しめるようになります。
  4. 「いつ買う?いつ売る?」のタイミングがわかるチャートの基本が学べる 株価のグラフである「チャート」の基本的な見方がわかります。株価の勢いを示す「ローソク足」や、トレンドを示す「移動平均線」など、最低限の知識だけで、買うべき・売るべきタイミングを判断するスキルが身につきます。

2 こんな人におすすめ

  • 投資に興味はあるけど、何から始めたらいいかサッパリ分からない人
  • 「数字が苦手」「文系だから」と、投資を諦めてしまっている人
  • 毎月コツコツ貯金はしているけど、お金が全然増えなくて将来が不安な人
  • 毎日の生活に追われて、投資の勉強をする時間がないと思っている人
  • 株式投資はギャンブルみたいで怖い、というイメージを持っている人

3 もう少し詳しく解説

著者ってどんな人?

著者の藤川里絵さんは、もともと株とは無縁の「数字オンチ」な普通の女性でした。しかし、夫の会社の経営危機により、家計は月収15万円という破綻寸前の状況に。そのピンチを乗り越えるために株式投資を猛勉強し、なんと5年で資産を10倍に増やすことに成功しました。現在はその経験を活かし、投資スクールの人気講師として、かつての自分と同じように悩む多くの人々に投資の楽しさを伝えています。

この本のすごいところは?

本書の最大の魅力は、**誰にでも真似できる「再現性の高さ」**です。一部の天才投資家が成功した派手な手法ではなく、著者自身が実践してきた「地道でシンプルな方法」を紹介しています。難しい数式は一切出てこず、手書き風の図解で感覚的に理解できるので、アレルギー反応を起こす心配もありません。

また、成功体験だけでなく、「新生銀行の株で大失敗した話」や「何度も同じ株で負けてしまう話」など、リアルな失敗談も隠さず語られているため、親近感が湧き、等身大の目線で読み進めることができます。

投資のコツをもう少しだけ…

本書で紹介されている投資法のポイントは、**「分かりやすい・儲かっている・小さい」**会社を選ぶこと。例えば、PCメガネで大ヒットした「JINS」のように、自分が使ってみて「これはいい!」と感じる身近な会社で、実際に業績が伸びていて、まだ大企業ではない(時価総額500億円以下くらいの)会社に注目します。こういう会社は、一つのヒット商品で株価が何倍にも跳ね上がる可能性を秘めているのです。

そして、そのお宝株を見つける最強のツールが**『会社四季報』**。本書では、四季報の業績欄の数字が右肩上がりになっているか、PER(株価収益率)という指標が割安か、などをチェックするシンプルな方法を教えてくれます。さらに、「【ゴーン来襲】」や「【老舗の意地】」といったユニークな見出しから、記者の本音や会社の勢いを読み解くテクニックは、まさに目からウロコです。

投資は知識だけでなく、**「自分の心との戦い」**でもあります。利益が出るとすぐ売りたくなり、損が出ると売れずに持ち続けてしまうのが人間の心理。本書では、そうした感情に流されず、「買値から10%下がったら機械的に売る(損切りする)」といった「マイルール」を徹底することの重要性を繰り返し説いています。これが、長く投資の世界で生き残り、着実に資産を築くための鉄則なのです。

この本を読んでみたくなりましたか?

気になった方は、ぜひ実際に手に取って読んでみてください。

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