【3分でわかる】『PMBOKはじめの一歩』で、”段取り下手”から卒業!

PMBOKはじめの一歩 スッキリわかるプロジェクトマネジメントの基本

PMBOKはじめの一歩 スッキリわかるプロジェクトマネジメントの基本

翔泳社
ISBN: 4798169595
4分で読める

結論から言うと

プロジェクトマネジメント(PM)は、難しい専門知識ではなく、どんな目標でも達成に導いてくれる「頼れるカーナビ」のようなもの。この本を読めば、仕事の進め方が劇的に変わり、「何から手をつければいいか分からない」という悩みが解消されます。

1 この本を読むと得られること

  1. 「何から手をつければ…」という混乱がなくなる プロジェクトの全体像を「WBS(作業分解構成図)」という手法で細かく分解し、やるべきことをモレなく洗い出せるようになります。「何となく大変そう」が「これをやればOK」に変わり、計画的に仕事を進められます。
  2. 予期せぬトラブルに強くなる 「まさかこんな問題が!」といった事態はつきもの。本書では、事前にリスクを洗い出し、対策を立てる方法が学べます。問題が起きても冷静に対処できるようになり、プロジェクトの炎上を防げます。
  3. チームをうまくまとめられる プロジェクトは一人ではできません。上司、同僚、顧客、協力会社など、関係者(ステークホルダー)と円滑なコミュニケーションを取り、全員で同じゴールを目指すためのコツがわかります。「みんなバラバラ…」なチームを一つにまとめる力が身につきます。
  4. QCD(品質・コスト・納期)のバランス感覚が身につく 「品質は最高だけど、予算が大幅超過…」「納期は守ったけど、中身がスカスカ…」といった失敗を防げます。品質(Quality)、コスト(Cost)、納期(Delivery)の3つの要素をうまくコントロールする方法が、具体的な事例を通して学べます。

2 こんな人におすすめ

  • いきなりリーダーや担当を任され、何から手をつけていいか途方に暮れている人
  • チームでの仕事で、いつも「なんでうまく進まないんだろう?」と悩んでいる人
  • 段取りが悪く、いつも締め切りに追われて焦っている人
  • 「プロジェクトマネジメント」や「PMBOK(ピンボック)」という言葉は聞くけど、難しそうで敬遠していたビジネスパーソン
  • 文化祭やサークル運営、地域のイベントなど、仕事以外でも何かを企画して成功させたい学生や社会人

3 もう少し詳しく解説

本書の著者である飯田さん、奥田さん、國枝さんは、それぞれがプロジェクトマネジメントの現場で活躍する専門家たち。だからこそ、机上の空論ではなく、明日からすぐに使えるリアルな知識が満載です。

■一番の特徴は「ストーリー仕立て」で超わかりやすいこと!

この本の最大の魅力は、難しい理論をいきなり解説するのではなく、「テーマパーク企画」「家のリフォーム」「オフィス移転」「夏まつり」といった、4つの身近なケーススタディを通して学べる点です。

例えば、「テーマパーク作り」のストーリーでは、新米プロジェクトマネジャーの桃瀬さんが、先輩の助けを借りながら、計画の立て方(統合)、やるべきことの範囲決め(スコープ)、予算管理(コスト)、関係者との調整(ステークホルダー)などを一つひとつクリアしていきます。物語を追うだけで、プロジェクトマネジメントの一連の流れが自然と頭に入ってくるんです。

■「PMBOK®って何?」から優しく解説

プロジェクトマネジメントの世界標準と言われる「PMBOK®」。名前からして難しそうですが、心配無用です。本書は「PMBOK®って、ピンボックって読むんですよ」というレベルから丁寧に教えてくれます。Q&Aコーナーも充実しており、「管理職じゃないとPMはできない?」「IT開発だけの話?」といったよくある誤解もスッキリ解消してくれます。

■「価値」を生み出すための新しい考え方も学べる

ただ計画通りにモノを作るだけでなく、「そのプロジェクトが顧客や社会にとってどんな価値を生むのか?」を考えることが、今の時代には求められています。本書では、PMBOK®の最新版(第7版)が示す「価値実現」という考え方や、そのための「原理・原則」にも触れています。一歩進んだプロジェクトマネジメントの視点も手に入れることができますよ。

この一冊は、プロジェクトという航海に出るすべての人にとって、信頼できるコンパスとなるはずです。ぜひ手に取って、あなたの「はじめの一歩」を踏み出してみてください。

この本を読んでみたくなりましたか?

気になった方は、ぜひ実際に手に取って読んでみてください。

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