3分でわかる!『伝わるスライドデザイン大全』で学ぶ、パワポが劇的に見違える魔法のテクニック

伝わるスライドデザイン大全

伝わるスライドデザイン大全

SBクリエイティブ
ISBN: 4815622329
4分で読める

結論から言うと

この本の核心は、「スライドデザインはセンスではなく、誰でも学べる『技術』である」 ということ。資料作成の前に「誰に、何を伝えたいか」という 目的をしっかり考えること と、いくつかの 基本ルールを守るだけ で、あなたのパワポ資料は驚くほど見やすく、伝わるものに生まれ変わります。

1 この本を読むと得られること

  1. センスに頼らないデザインの「型」が身につく なんとなく配置していた文字や図形も、「情報を近づける(近接)」「見えない線で揃える(整列)」「デザインを繰り返す(反復)」「強弱をつける(コントラスト)」という4つの基本原則を知るだけで、プロのように整理された見やすいレイアウトが作れるようになります。
  2. 「なんかダサい…」資料から秒速で脱却できる 本書は、ありがちなNG例と、それを改善したOK例を並べた「ビフォーアフター」形式で解説が満載です。「影をつけすぎる」「色を使いすぎる」といった古臭いデザインから脱却し、今っぽく洗練されたスライドを作るコツが一目でわかります。
  3. 資料作成の時間が劇的に短縮される 最初に「目的」を定めることで、手戻りや無駄な作業がなくなります。さらに、本書には購入者特典として「すぐに使えるパワポテンプレート50点」が付いてくるので、忙しいあなたでもすぐにクオリティの高い資料を完成させることができます。
  4. グラフや数字の説得力が爆上がりする ただの棒グラフや円グラフも、見せ方一つで印象が大きく変わります。伝えたい数字を際立たせる色の使い方や、アイコンを使って数字の意味を直感的に伝える「インフォグラフィック」など、相手の記憶に残るデータの見せ方を学べます。

2 こんな人におすすめ

  • パワポ資料を作っても「なんか見づらいね…」と同僚や上司に言われてしまう人
  • 自分にはデザインセンスがないから、と綺麗な資料作りを諦めている人
  • 毎回の資料作成にやたらと時間がかかってしまい、残業しがちな人
  • パワポに標準搭載されているテンプレートをそのまま使うだけで、オリジナリティが出せない人
  • もっと説得力のあるプレゼンで、企画や提案を通したい営業職や企画職の人

3 もう少し詳しく解説

著者の北島聡実さんは、フリーランスデザイナーから起業し、数多くの企業のクリエイティブ制作を手がけるプロフェッショナル。彼がデザインの力に目覚めたのは、大学生時代のカフェバイトがきっかけでした。自身が作ったメニューPOPのデザインを修正したところ、まったく売れなかった商品が人気No.1になった経験から、「デザインは伝え方次第で結果を大きく変える」と確信したそうです。

本書は、そんな著者のノウハウが惜しみなく詰め込まれています。特徴は以下の通りです。

  • 徹底した「ビフォーアフター」解説 本書の最大の魅力は、豊富な作例と共に「どこをどう直せば良くなるのか」が一目瞭然な点です。理論だけでなく、具体的な改善ポイントが視覚的にわかるので、読んだ直後から自分の資料作りに活かせます。
  • パワポだけで完結するテクニック 難しい専門ソフトは一切不要です。パワポに元から入っている図形やアイコン、SmartArtといった機能をフル活用して、プロ並みのデザインを実現する方法が丁寧に解説されています。背景の切り抜きや、図形の自由な加工もパワポだけでできることに驚くはずです。
  • 小手先ではない「目的思考」のデザイン 本書は単なるテクニック集ではありません。「なぜこのデザインにするのか?」という目的から考えることを一貫して重視しています。例えば、「信頼感を与えたいなら青系の色と明朝体フォント」「親しみやすさを出したいなら暖色系の色と丸みのある図形」といったように、伝えたい印象から逆算してデザインパーツを選ぶ方法を学べます。この思考法が身につけば、どんな場面でも最適なスライドを作れるようになります。

資料作りは、もはや一部のデザイナーだけのスキルではありません。本書を手に取れば、デザインは「センス」という曖昧なものではなく、誰でも習得できる強力な「武器」なのだと気づかせてくれるでしょう。

この本を読んでみたくなりましたか?

気になった方は、ぜひ実際に手に取って読んでみてください。

Amazonで購入する

この記事が役に立ったらシェアしてください

© 2024 ゼロ読書. All rights reserved.