目次
結論から言うと
スケートボードは「センス」や「運動神経」がなくても、正しい「コツ」さえ掴めば誰でも必ず上達できます。この本は、転んでばかりで心が折れそうな初心者でも、プロの動きを動画で確認しながら、カッコよく滑れるようになるための最短ルートを示してくれる一冊です。
1 この本を読むと得られること
- 挫折しないスケボーの始め方がわかる 自分に合った板(デッキ)やパーツの選び方から、正しい立ち方(スタンス)、そして一番大事な「ケガをしにくい転び方」まで、プロが丁寧に教えてくれます。これなら安心して練習を始められますね!
- 最重要トリック「オーリー」をマスターできる スケボーの楽しさを爆発させる基本技が、板と一緒にジャンプする「オーリー」。この本では、オーリーを分解して「その場」「動きながら」「物を越える」と段階的に解説。豊富な写真で、まるで隣で教えてもらっているかのようにコツを掴めます。
- 動画連動で「見て」学べる 各トリックにはQRコードが付いていて、スマホをかざすだけで著者の一人、赤熊プロのYouTubeチャンネル「くまトレ」の解説動画にアクセスできます。静止画だけでは分かりにくい体の使い方やタイミングも、動画なら一目瞭然!
- スケボーの「楽しさの本質」に触れられる スケボーは勝ち負けだけじゃない!仲間を「リスペクト」し、お互いの成功を喜び合うカルチャーや、技を通じて自分を「自己表現」する楽しさを知ることができます。単なる技術書じゃなく、スケボーがライフスタイルになる理由がわかります。
2 こんな人におすすめ
- スケボーを買ったはいいけど、何から練習すればいいか分からない人
- YouTubeの解説動画を見ても、細かい動きが分からず上達に伸び悩んでいる人
- 何度も転んで、正直ちょっと心が折れかけている初心者
- 子どもにスケボーを教えたいけど、どう教えたらいいか分からない親御さん
- オリンピックを見て「カッコいい!」と思ったけど、一歩踏み出せないでいる人
3 もう少し詳しく解説
この本のすごいところは、何と言っても著者のコンビネーションにあります。
一人は、東京五輪で日本代表コーチを務め、金メダリストの堀米雄斗選手を少年時代からサポートしてきた早川大輔さん。もう一人は、YouTubeチャンネル「くまトレ」で、初心者に寄り添った分かりやすい解説が大人気のプロスケーター、赤熊寛敬さんです。 日本のトップレベルを知るコーチと、教えるプロのタッグだからこそ、信頼性は抜群!
■ 本の特徴は「動画連動」と「徹底した初心者目線」
この本の最大の特徴は、すべてのトリックがYouTube動画と連動していること。本で理論やポイントを理解し、動画で実際の動きを確認するというサイクルで、驚くほど上達が早まります。「どうしてできないんだろう?」という悩みを、見てすぐに解決できるのが嬉しいポイントです。
また、内容も徹底的に初心者目線。スケボーの魅力やカルチャーの話から始まり、ギア選び、基本動作、そして最重要トリックである「オーリー」の徹底解説へと、無理なくステップアップできる構成になっています。
■ スケボーは「オーリー」から世界が広がる!
本書が特に力を入れているのが、板と一緒にジャンプする「オーリー」という技。これができるようになると、ただ地面を滑るだけでなく、段差を乗り越えたり、障害物を飛び越えたりと、できることの幅が一気に広がります。まさに、スケボーが「めちゃくちゃ楽しくなる」ターニングポイント!本書の丁寧な解説通りに練習すれば、あなたも達成感を味わえるはずです。
スケボーは「ルールなんて存在しない。やりたい気持ちが芽生えたらすぐに挑戦してみよう!!」と本書は語ります。この本をきっかけに、あなたもスケートボードという最高のライフスタイルを手に入れてみませんか?